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Sligh'Hand

Author:Sligh'Hand

所属ギルド
Open Travelers
称号
ぐったりたぬぬ
特徴
公園内でマジシャンを目指す新米教師。桜の下で「たぬき寝入り」するのがマイブーム。

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読書の秋だから

 こんばんは。 ぐったりたぬぬです。

 秋ですね、秋。 食欲とか物欲とか読書とか、そんな季節です。
○○の秋
読書に秋は関係ない
本屋さんの陰謀かどうかは知りませんが、せっかく話題に上がったことですし、今日は本をネタにしてみます。





 本をネタにするといっても、ただ本を読むだけじゃぁ面白くないですよね。 どーせならこう、リンゴの皮をむいて、その皮のほうを食べるようなことをしてみたい……。

 そういえば本って、意外に重たいですよね。 一冊一冊はそれほどの重さじゃぁないので、普段はあんまり気にしないんですけど、本をまとめて持つことになると、その重さを痛感させられます。 以前スラ←がお引越ししたとき、何気なーく本を段ボールに詰めていったら最後、もやしっ子のぐったりたぬぬには持ち上げられない重さになってしまいました。 んで、せっかく作った荷物を解体して、もう一回小分けして詰めなおしたという情けない経験があります。 そういえば昔、教科書とか律儀に運んでた頃のかばんって重たかったよなー(T□T; なーんて。

 というわけで、今日は各分野から何冊かの本をピックアップして、その大きさと質量を量ってみることにします。 で、そこから本の密度、つまりその本がもし 1 m × 1 m × 1 m の大きさだったら何 kg の質量になるか、を計算しようという誰得企画です。

 今回サンプルとして引っ張り出した本は以下のとーり。 タイトルをクリックすると、Google イメージ検索の結果に飛びます。 大きさのイメージをつかむ一助となれば……。 ちなみに、分類はスラさんによるてきとーな評価基準でやってますので、それが専門書なわけねーだろ! 的な突っ込みはご容赦ください。

タイトル分類コメント
未来いそっぷ文庫ふつうの文庫本代表。
鉄鼠の檻文庫分厚い文庫本代表。 正直この厚さは読みづらい。
記憶と情動の脳科学新書ふと目についたブルーバックスから。
厚さのわかるイメージがない……。
大江戸奇術考新書新書代表その 2
ARIA 12巻コミックコミック代表。
のんびりまったりぐったりです。
クラシック・マジック事典実用書?今大会唯一のハードカバー書籍です。
Interface雑誌技術系雑誌代表。
DTM MAGAZINE雑誌音楽系雑誌代表。
航空機の基本技術専門書航空整備士のテキストです。
ゲームプログラマになる前に
覚えておきたい技術
専門書プログラミングの本です。 今大会一番のデカさ。

 では早速、それぞれのサイズと質量を測定してみましょう。

タイトル分類高さ
[mm]

[mm]
厚さ
[mm]
質量
[g]
密度
[kg/m3]
未来いそっぷ文庫15010512150793
鉄鼠の檻文庫14910558658725
記憶と情動の脳科学新書17311216220710
大江戸奇術考新書17210511159800
ARIA 12巻コミック18213016221584
クラシック・マジック事典実用書?21615521474674
Interface雑誌28021010490833
DTM MAGAZINE雑誌2772109410783
航空機の基本技術専門書257182301101785
ゲームプログラマになる前に
覚えておきたい技術
専門書236184451657847

 以上のような結果になりました。 表中、「高さ」は書籍の天地の距離、「幅」は背から小口の距離、「厚さ」は表紙から背表紙の距離です。 ちなみに厚さは背に近い部分で測定しました。なお、天地?小口?って方はこのあたりを参照してください。

 ざっとみると、書籍の質量はサイズによってまちまちですが、密度に直すと 780 kg/m3 付近に中央値を持った分布になっているようです。 サンプル数が少ないのであんまり厳密なことは言えませんが、ガソリンとか有機溶剤アセトニトリルの密度と同じくらい。 どーりで、よく燃えるわけです (※と言いつつ、スラ←は本を燃やしたことはありません><)。

 ちなみに本の密度を 780 kg/m3 とすると、この本を高さ 1 m、幅 90 cm、奥行き 20 cm の本棚ぴったりに本をみっしり詰め込んだ場合、質量は約 140 kg をになります。 このとき接地面の荷重は 1 m2 あたり 780 kg。 一般的な家屋の床の耐荷重が 1 m2 あたり 180 kg と言われていますから、めちゃくちゃな重量オーバーです。

 もちろん、実際には側板や棚板の部分に本を詰めることはできないですし、本を本棚の 「すりきり」 いっぱいまで入れる使い方をするってのにも無理があります。 なので現実的にはここまで突飛な数字にはなりません。 が、数年前に本の重さで家屋の床が抜けたなんていう事件があったように、本の重さは建物に対しても脅威となるのです。 本をたくさん積み上げている方、よくよくご注意ください。

 続いて、個別の本に着目してみましょう。

 「ゲームプログラマになる前に(ry」 は今大会で一番大きなサイズの本でしたが、やっぱり質量も最大でした。 1.5 kg 超えとかって、1 L の牛乳パックより重たいわけですよ。 もはやもやしっ子のスラ←にとっては読むだけで筋トレ状態です (ぇ。 ちなみにこの本、質量的に重たいだけではなく、密度も 848 kg/m3 と、今大会最大。 見た目のデカさ、質量、密度とも 3 拍子揃った、文句のつけようがないヘビー級書籍でした。

 また、密度の点では、専門雑誌代表の 「Interface」 が 「ゲームプログラマに(ry」 に匹敵する 833 kg/m3 をマーク。 技術系の雑誌はしっかりした質の紙がつかわれており、小口が薄いながらも中身がぎっしり詰まった状態になっています。 なので、1 冊の質量は 500 g 未満とさほどでもないのに、箱詰めとかすると半端ない重さになるわけです。 そういえば、お引越しの時にスラ←が詰め込んだのも、Interface とか Software Design とかの技術系雑誌だった気がします。 そりゃぁ持ち上げられなくもなりますな。

 そして文庫本とは思えない厚さに定評のある京極作品 「鉄鼠の檻」 ですが、密度は意外に小さく、中間値を下回る 725 kg/m3 でした。 今回の測定の中では最も大きな厚さで、文庫本にあって 600 g を超える質量は異様としか言いようがないわけですが、密度に直すとそれほど振り切っているわけではなさそうです。

 密度が低い方も見てみましょう。 コミック代表の 「ARIA」 が 584 kg/m3 と最小。 続いて 「クラシック・マジック事典」 の 674 kg/m3 となっています。

 コミック系の本は紙質が荒く、技術雑誌のそれと比べると、各ページの紙面に凹凸が多い(ざらざらしている)のが特徴です。 これによって、本を閉じたとしても中に空気が残ります。 その結果密度が低くなっているものと思われます。

 「クラシック(ry」 は今大会唯一のハードカバー本でした。 今回、本のサイズは外形寸法で計測したため、ハードカバー本のサイズは表紙/背表紙の大きさとなります。 ハードカバー本は表紙、背表紙が各ページよりも一回り大きく作られているため、文庫本や新書など表紙とページが同じ大きさに裁断されている書籍と比べると、密度は小さくなります。

 コミックもハードカバー本も今回はそれぞれ 1 冊ずつしか測定していないので、次回以降の機会があるのであれば、これらのカテゴリについて、もう少しサンプル数を増やしてみるのも面白そうです。

 閑話休題。 久々に長文を書いていたらぐったりしてきちゃいました。 そろそろ締めましょう。

 一体何がしたいんだかよくわからない、本の密度を量るという謎企画、いかがだったでしょうか。 コミックやハードカバーが 1 冊ずつしかなかったり、実用書などに多い B5 版ソフトカバー本が無かったりと、サンプルとしてはいささかびみょーな点もありましたが、本の重さをなんとなくイメージしていただけたかと思います (無理?)。

 秋の夜長、普段本を読まないよって方も、何か1冊手にとってみると面白いんじゃないでしょうか。 本なんか秋じゃなくても読んでるよ? むしろ飽きちゃった。 っていうアナタ、ぜひリンゴの皮を食べるような上級者向けの楽しみ方にチャレンジしてみてください。 本棚でデッドスペースになっている体積を計算してみるとか、本を崩さずに高く積み上げる方法を考えてみるとか。 もしかしたら面白い発見があるかもしれませんよ?

 さて、それでは最後に一つクイズを出したいと思います。 今回密度を測定した 10 冊の本ですが、中に 1 冊だけスラさんの持ちモノじゃぁない本が混ざっています。 それはどの本でしょうか? 正解した方にはもれなく(ry

 ぇ? 興味ない? そんな切ないこと言わないでっ><;

テーマ:本に関すること - ジャンル:本・雑誌

幻と現の間で | 03:08:30 | Trackback(0) | Comments(0)
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